ブルガリア議会は22日、内閣不信任案を可決。
これにより、キリル・ペトコフ首相の連立政権は樹立からわずか半年で崩壊。
同国は再び政情不安に陥り、前倒し総選挙の可能性が高まった。
650万人の人口を抱えるブルガリアでは昨年3度にわたり総選挙が実施されており、
新たな選挙が政情安定につながる保証はないと識者は指摘。
同国は昨年まで、保守派のボイコ・ボリソフ氏が10年以上にわたり政権を維持。
11月の選挙では、汚職撲滅を掲げた親欧州のリベラル派ペトコフ氏の政党「変革連合」が勝利し、
他3党との不安定な連立政権を樹立した。
だが、ロシアによるウクライナ侵攻開始直後、連立政権に亀裂が入り、
今月にはスラビ・トリフォノフ氏率いる反エスタブリッシュメント(既得権層)政党「TISP」(ITN)が連立を解消。
物価高が進行する中、ボリソフ氏の保守派政党「欧州発展のためのブルガリア市民」が、
「政府の経済・金融政策の失敗」を理由に内閣不信任案を提出。
‘@プーチンのウクライナ侵略は世界を揺るがす。
日本にもいるが、プーチン寄りが多数いるのも事実。