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​「スッキリ」ペンギン池落下問題、騒動収まらず。

「動物福祉にも反している」

日本テレビの情報番組でMCが加藤浩次の「スッキリ」は24日、那須どうぶつ王国から中継を行った。

タレントでオードリーの春日俊彰氏が希少種のフンボルトペンギンに餌やりする様子を生中継。

その中で、春日氏がペンギンの池に落ちるシーンがあり、同園はテレビ局側に抗議。

那須どうぶつ王国」からの生中継で、オードリー・春日俊彰が同園内の池にわざと落ちた。

中継で加藤MCは「春日、池に落ちるなよ、気をつけろ! 足元に気をつけろ!」と〝フリ〟何度となく行い、

春日がわざとらしくペンギンがいる池に落ちた。その後も加藤に煽られて春日が再び池に落ち、スタジオで笑いが起こった。



一歩間違えば希少種のペンギンが踏み潰されたかもしれない危険行為に、

那須どうぶつ王国は「誠に遺憾であり、テレビ局側に厳重に抗議いたしました」とコメントを発表。

公益社団法人日本動物園水族館協会が27日、公式ホームページに声明を掲載し。

同協会がメディア取材に協力するのは「広く人々に動物たちや命の大切さを知り学んでいただき、

さらに生物多様性や地球環境の保全にも関心を向けていただくことを望んでいるから」とし、

「それは世界的にも動物園水族館の社会的役割にもなっています」と説明。

「今回の番組内容は、そのような目的に合致したものとはとても思えません。



動物園の動物に対する安全面や衛生面への配慮が欠落しており、

現在、日動水が積極的に取り組んでいるアニマルウエルフェア(動物福祉)にも反していると感じられるからです」と指摘。

さらに「笑いやバラエティーは人間社会にとって必要なものでしょう。しかし、動物に対する敬いの気持ちを忘れて、

単に笑いの対象とするような行為は日動水として認められないものです」と強調。

お笑い芸人のほんこんさんが25日にユーチューブ「ほんこんちゃんねる」を更新。

大炎上している日本テレビ系「スッキリ」に言及。

「加藤君が『春日、気をつけろよ』って言ってるのは〝フリ〟やん。申し訳ないけどこれは怒られてしゃあないわ」とバッサリ。



「スタジオはゲラゲラ笑ってるし、『これはあかん』というのは女子アナの人が言ってたのかな?

でも笑いながら基本的に〝落ちてOK〟というような雰囲気やろうね。

これは(3月末で番組が)終わるかも知らんけど、キツいよな」と断じた。

『スッキリ』って言うたって情報バラエティーでニュース系やろ?分別、TPOを考えろ言うねん。

不可抗力ちゃうもんこれ、どう見ても。これは100対0やな。お前らは何をやってる番組かというのがわかってない。

バラエティーなのか。先方に言うてるのか。それは動物園側は怒るよ。

それで許さへんと思うで動物園側も」と指摘。

その上で「今はコンプライアンスが厳しい割には、芸人のモラル感というものが、暴走するところをはき違えているよな」と強調。

「迷惑動画と一緒やで。自分らはええんか?って。勘違いして図に乗ってるのではないでしょうか」と、切って捨てた。



‘@人は有事の際の行動でその人の本質が見えると言うが、番組終了間際に加藤氏の本質が露呈したようだ、

吉本問題の時も吠えただけで何もできなかった。

そもそもスッキリは2度にわたる放送倫理・番組向上機構BPO)の審議入りがある。
 
1つは昨年3月、出演者のアイヌ民族に対する不適切発言。
 
もう一つ今年1月、ペットサロンに預けられた犬が急死した理由などを報じ、
 
これに経営者が反論してBPOに申し立て、今なお審議が続いている。
 
17年間エラそうに指摘してきた加藤氏だが、最後の最後にケチが付いた。
 

いずれにしろ本人は稼いだのでどこ吹く風だろう。