新ルール設定「複数社で出航判断」
北海道斜里町の知床半島沖で小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、
運航を自粛していた地元の小型観光船が16日から営業運航を再開。
大型船は5月20頃から再開している。
事故当日、天候悪化の予報が出ているなかでカズワンの運航会社が出航に踏み切ったことを受け、
出航の判断は必ず複数社で協議し、単独運航を避けることや、確実な連絡手段を確保する、
出航判断が分かれたら欠航など、
安全運航に向けた新たなルールを自主的に設けた上で運航を続ける。
‘@観光客も待ちわびていたように訪れているようだ。
確かに大きな事故だが。1事故で規制を強く強化するのには疑義を呈す。
以前にも指摘したが、メディははこぞって安全強化を訴える。
もちろん安全は大事だが。、行き過ぎた対策によって真面目に一生懸命運航している、
小さな運航会社などが運航できなくなるようなことがあってはならない。
今回の事故は、運行為会社の暴挙により起きたものだ。
どんなに規制をしても、必ず事故や事件は起きる。
秋葉原の無差別殺傷事件でも、バタフライナイフの禁止を設けたが、
バタフライナイフを禁止にしたからといって、殺人が無くなる分けではない。
その証拠に、依然とあまり変わっていないのに、観光客は乗船する。
観光客の方が冷静だ。
国交省は自らの検査などの不手際を矮小化するために、安全強化に躍起になっている。
当初から国交省の対応が早かったのは、そのためだ。