パナソニックは2月22日、ナノイー(帯電微粒子水)技術による、
新型コロナウイルス不活性化メカニズムの一部を解明したと発表。
ウイルスをバラバラにすることで、細胞への結合能力を失い、感染が抑制されるという。
ウイルスクリアランス試験は、ガイドラインに基づいて選んだ4種のウイルスに対し、
ナノイーを曝露した場合と曝露しない場合とで比較するもの。
4つのウイルスに対し、99%以上の抑制効果を確認できたとしている。
ナノイーは、高反応成分「OHラジカル」を含んだ水でできた粒子。
脱臭、菌、ウイルス、アレル物質抑制などに作用するほか、サイズが約5〜20nmと小さく、繊維の奥まで入り込めるなどの特徴を持つ。