沖縄県は28日、接種に使用予定だった米モデルナワクチンから、異物が発見されたと発表。
これまでに各地で混入が判明し、使用見合わせが決まったものとは別の製造番号。
県によると、県立武道館の大規模接種会場で28日午後3時以降、
接種に使用予定だったモデルナワクチンの小瓶1本と、
ワクチンを充填(じゅうてん)済みの注射器2本から、
相次いで黒色の異物が見つかった。
別の注射器1本からもピンク色の異物が発見された。
県の担当者によると、黒い異物は髪の毛の先のようなものに見え、大きさは1ミリ以下。
ピンクの異物は1~2ミリ程度だった。
異物発見を受け県は、この会場での29日までの接種を中止。
同会場では28日、異物混入がないことを確認した上で、
別の小瓶のワクチンを415人に接種していた。