*宜野湾署は26日、沖縄県宜野湾市内で面識のない男性を複数回殴り、
重傷を負わせたとして、元プロボクサーで会社役員の容疑者(37)=同市=を傷害の疑いで逮捕。
昨年12月26日午前0時50分から同53分ごろの間、宜野湾市普天間2丁目の路上で、
大阪市在住の無職男性(30)を手拳で殴打し、全治約1年の下顎骨(かがくこつ)骨折を負わせた疑い。
飲食店でトラブルになり、店の外に出て殴ったとみられる。
同容疑者は県内のプロボクシングの大会に出場するなど、元プロボクサーとして活躍していた。
*27日午前1時15分頃、暴走行為を取り締まるため、
沖縄市の路上を徒歩でパトロールをしていた男性警察官が、
オートバイを運転していた17歳の男子高校生に職務質問をしようと停車を求めたところ、
男子高校生は制止を振り切って逃走。
その際、警察官とオートバイが接触し警察官は右腕に擦過傷を負った。
一方、男子高校生は現場から逃走した4分後に顔の痛みで自ら119番通報して病院に運ばれ、
右眼球破裂と右眼底骨折の重傷を負った。
男子高校生は119番通報の際に「単独事故を起こした」と話していたということで、
警察は男子高校生がけがをした経緯を詳しく調べている。
*上記を知った若者ら300人以上が、27日午後11時ごろから28日午前4時すぎにかけ、
沖縄県警沖縄署を取り巻き、石や棒、爆竹、生卵などを投げ付ける騒ぎがあった。
この騒ぎで同署の電光掲示板や窓ガラスが割れるなどした。けが人は確認されていない。
当時男子高生と一緒にいたという友人の男子生徒(17)によると、
暴走行為をしているグループがあると聞きつけ、沖縄市に見学に行った。
その後午前1時ごろ、同市宮里のコンビニでたむろしていたところ、警察官の姿を見た高校生が補導を恐れてバイクで逃げた。
約20分後、生徒は現場から離れた場所で友人らに「警棒で殴られた」と連絡したという。
別の友人の男性(17)は「何もしていない友人に警察官が暴力を振るったのか。署に事実を公表してほしい」と訴えた。
*20日の午前0時から午前9時半ごろまでの間、本島南部のアパートで知人の30代の女性の顔や腕を殴り、
けがをさせた傷害の疑いで、宜野湾警察署地域課の巡査部長(31)が逮捕された。
女性の親族が110番通報して発覚し、巡査部長は「些細なことで口論になり暴行した」と容疑を認めている。
*那覇署は20日、面識のない本島南部の60代男性会社員を殴って転倒させ、頭にけがを負わせたとして、
指定暴力団旭琉会二代目ナニワ一家構成員(55)=那覇市真地=を暴力行為法違反の疑いで逮捕した。
容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認している。
署によると、容疑者は2021年12月29日午前0時8分ごろ、市安里の歩道を知人と歩いていたところ、
知人が車道に出た際に「危ないですよ」と声を掛けた被害男性の顔を殴った疑い。
男性はあおむけに倒れ、頭部を路面に打ち付けた。
那覇署は25日、那覇市松山のコンビニ店長(60)の顔面を殴るなどして顔に擦過傷を負わせたとして、
傷害容疑で名護市宮里の男(23)を現行犯逮捕した。容疑者はプロのムエタイ選手として活動していた。
*石川署は24日、沖縄県うるま市内の飲食店で共謀者とともにみかじめ料3万円を脅し取ったとして、
うるま市石川の自称廃品回収で指定暴力団旭琉会二代目優心一家構成員(64)を恐喝容疑で逮捕した。
*沖縄県警サイバー犯罪対策課は19日、指定暴力団旭琉会二代目ナニワ一家構成員の男(33)と、
沖縄市高原の建築作業員の男(45)=いずれも窃盗罪で公判中=を不正アクセス禁止法違反、
電子計算機使用詐欺、窃盗の容疑で再逮捕した。
インターネットバンキングへの不正アクセスで、
17都府県の約130人が現金総額約9300万円をだまし取られた。
県警は「捜査に支障がある」としてそれぞれの認否を明らかにしていない。
構成員の男は4度目、建築作業員の男は7度目の再逮捕。
『国が荒れ 人が荒れ 街が荒れる』