プーチン維忠誠を誓うロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は24日、
同共和国の部隊が、ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリの市庁舎を制圧し、
ロシア国旗を掲げたと発表。
カディロフはメッセージアプリのテレグラムで、
「マリウポリの市庁舎を解放し、われわれの旗を掲げたとの無線連絡を受けた」として、
「生き残った賊どもは危険を冒すことなく、持ち場を放棄して逃げた」と投稿。
また、ウクライナの極右組織「アゾフ大隊」に言及。
「他の部隊も同時に市内を進軍し、アゾフのならず者を一掃している」と言及。
「神のおぼしめしで、間もなくマリウポリから敵を一掃できるだろう」とした。
カディロフはその数時間後に動画を公開。
ロシア軍の部隊が「マリウポリ東部の住宅街の敵を一掃した」と発表。
動画には、損壊した建物にカディロフ氏の肖像が入った旗を掲げる兵士たちが映っていた。
カディロフは、この建物が地方検察局で、同地区で最後に制圧した建物だと主張。