ロイター通信は25日、関係者の話として、中国石油大手の中国石油化工集団(シノペック)が、
ロシアでの事業投資に関し、ロシア側との協議を一時中止したと報じた。
報道によれば、協議が止まったのはシノペックが最大5億ドル(約610億円)を投じ、
石油化学プラントを新設する事業。
協議相手のロシア石化大手シブールの一部株主が制裁対象になったことが理由という。
ロシア天然ガス大手ノバテクと進めていた交渉も一時的に中止された。
‘@ロシアのウクライナ侵略で国際的な制裁圧力が強まる中、
先の見えない大型投資を一時中止するのは当然だろう。
中国外務省の汪文斌副報道局長は21日、ウクライナへの追加の人道支援として、
1000万元(約1億8700万円)相当の物資を送ると明らかにした。
既に打ち出した500万元相当のショボイ支援に続くショボイ措置だ。