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「懲役刑」廃止へ。

受刑者の更生重視へ。

 

刑罰の懲役と禁錮を廃止し「拘禁刑」に一本化する刑法などの改正案が10日、

参院法務委員会で採決され、賛成多数で可決された。



来週の本会議で可決・成立する見通し。

懲役受刑者に科されていた刑務作業が義務でなくなり、

改善更生に向けた指導や教育に多くの時間を充てることが可能になる。

「応報」とされていた刑罰の概念を変え、再犯防止の理念を矯正の現場に反映させるのが狙いだという。



施行は公布から3年以内。刑罰の種類変更は、1907(明治40)年の刑法制定以降初めてだ。

現行法の刑罰は死刑、懲役、禁錮、罰金などがあり、懲役は木工や洋裁などの刑務作業を義務としている。