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​統一教会信者は自己責任?

統一教会信者は自己責任と非難する人がいる。

確かに自己責任の側面はあるが、霊感商法などに騙された人は救わなければならない。

犯罪だ、政府もその方針。



自己責任で捨て置くのは霊感商法や詐欺の巧みさを知らないか、犯罪と思っていないからだ。

米子市の伊木隆司市長は、統一教会の集会に2度出席しても問題ないとしている。

「この「統一教会ネタ」、疑惑の核心が存在しないという意味で、極めて不自然で不当なものです。

というよりも、確たる証拠もなく、ただたんに「怪しい」「怪しい」と繰り返すのは、

まさに「もりかけ・さくら」(MKS)とまったく同じ構造でしょう。



昨日からの報道にあるとおり、私は家庭連合(統一教会)の米子市内の施設で開催された集会に、

過去2回、来賓として出席し、あいさつを行っている。

市長という立場は、私の支援者であろうとなかろうと、思想信条がどうであろうと、

市民であれば話も聞くし、市政報告を求められれば行うこともありますし、それを私の政治姿勢としている。

悪質な商法が問題ということであれば、消費者契約法に基づいて、適切に司法の手続が行われるべきであり、

そこに至らない相談が必要ということであれば、米子市役所内に設けられた消費生活相談室で、

しっかり相談対応する。



また、仮に過去に犯罪歴があったとしても、社会復帰を支援する更正保護活動については、

行政としても力を入れているところであり、過去の犯罪歴だけで差別することもない。

教団側に過去、悪質商法のトラブルがあったことは認識しているが、

現時点で国政や警察の側で何等かの措置が取られてない以上、

米子市民の皆様の集会に出席することに問題はないと考えている。

そして、市長である以上は、これからもそうした基本的な政治姿勢は堅持していきたい」



伊木市長の大きな勘違いは、統一教会問題は現在進行形ということだ。

いまも裁判は続いており、最高裁でも悪徳と認められている。

多くの市民が泣かせられている団体を市長が応援するようなことは断じてあってはならない。

伊木市長の確信犯の認識不足は、重大問題だ。

統一教会の信者は被害者でもあるけれど加害者でもある。

騙されていたとしても、他の人を不幸に引きずり込むのはいけない行為だ。

騙されていたからとしても、麻薬の密売をすれば犯罪行為だ。

オレオレ詐欺の片棒を担げば、犯罪だ。



カルト教団悪徳商法と教義を分けて考える人もいるようだが、

カルト教団の教義が正義の筈もない。


盗みを生業にしている人間が、いくらもっともらしいことを言っても、だれが信じるのか。

頭が膿んでいるとしか思えない。

カルト商法に嵌った人をギャンブルやアイドルにのめり込む人と同じだと発する人がいるが、

騙された人と自ら率先してのめり込んだ人の違いも分からない人間を、

公で喋らすメディアや、その出演者も膿んでいる。

その人たちも統一教会に洗脳されている、もしくは信者かも知れない。