両国関係一段と悪化。
ポーランド政府は10日、ベラルーシ国内にいる自国民に退避を勧告した。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ポーランドとベラルーシの関係が一段と悪化しているため。
ポーランドは9月、ロシア国内にいる自国民にも同様の勧告を行っている。
ポーランド政府は海外渡航関連のウェブサイトで、
「ベラルーシ領内に滞在するポーランド人に対し利用可能な手段で出国するよう勧告する」と警告。
ポーランドは、ベラルーシにいる自国民が弾圧を受け、一部のコミュニティ指導者が収監されているとしている。
日本の林外務大臣は11日の記者会見で、ウクライナ在留邦人の退避を呼びかけた。
「まだウクライナに滞在中の人は安全を確保したうえで直ちに退避してほしい」と訴えた。
外務省によると10日時点でウクライナ在留の日本人は50人ほどという。
日本政府は5日にキーウの大使館を再開したばかりだが、
林大臣は「できる限りの安全対策を講じた上で大使館業務を行っている。
現時点で方針に変更はない」と述べ、業務を続ける考えを示した。
現時点で方針に変更はない」と述べ、業務を続ける考えを示した。