担任の不適切指導”で男児自殺。
2019年、熊本市の男子生徒がノートを「死」という字で埋め尽くし、自殺。
背景のひとつとされたのが、小学生の時の担任教諭による不適切な指導。
この教諭については40件の体罰などが認定されているが、教壇に立ち続けていた。
熊本市教育委員会の調査で、この教諭は、市内の小学校に勤務し、
2014年4月からの5年間に起きた40件の行為が体罰などに認定されていた。
16日に開かれた体罰等審議会では、教育委員会の調査で認定されなかった117件のうち、
「話すことができない状態の子どもに発声指導などを行ったこと」、
「卒業式などの練習で、大きな声を出すのが難しい特性を持つ子どもに声出しを強く指導したこと」の2件が、
新たに不適切な行為と認定された。
教育委員会は遅まきながら17日から当面の間、この教諭を教壇に立たせない措置をとると発表。
12月いっぱいをめどに教諭の処分を決める方針。
また、亡くなった男子生徒の両親の要望を受け、この教諭が他にも不適切な指導をしていなかったか、
情報提供を呼びかける相談窓口を設置。
新たな事案が明らかになれば、12月に体罰かどうかを審議するとしている。
熊本市教育政策課 橋爪富二雄・教育審議員は「異例の件数だと思う」としながら。
「異動していたということと、現任校の子どもに対しての同じような内容のものがあるとかないとか。
総合的に考えて、きょうまで勤務を継続させた」と回答。
‘@体罰という名の暴力行為。
なぜ、教諭は許されるのか。
総合的に考えれば犯罪者でとっくに、クビだ。
塀の中に入るべきだ。
教諭の暴力行為を黙認する橋爪氏は審議員の資格なし。
こういう人が体罰を増長させている。