『血と骨』で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた崔洋一監督。
ぼうこうがんのため死去、73歳。
映画『十階のモスキート』や『月はどっちに出ている』などを手がけた。
『血と骨』で主演を務め、同じ映画監督としても親交のあった北野武監督(75)はこの日、
自身の公式サイトにコメントを掲載し、崔監督をしのんだ。
北野氏はビートたけし名義で崔監督の「十階のモスキート」(83年)、「血と骨」(主演)に出演。
新撰組を描いた大島渚監督の「御法度」(99年)ではたけしが土方歳三、
俳優として出演した崔監督が近藤勇役で共演もしていた。
<次から次へと同じ世代の映画仲間が死んでしまい、がっくりしている。
崔さんと映画制作の中で喧嘩もしたし、酒飲んだり色々な事があった。みんな良い思い出です。>
『血と骨』のたけし氏の凄みは、はまり役だった。
葬儀・告別式は近親者で行うという。
(合掌)