最大震度6強を観測した5日の地震(マグニチュード6・5)について、
政府の地震調査委員会は6日に臨時会を開き、
一連の地震活動は「当分続くと考えられる」との見解をまとめた。
これらの地震活動には地下の流体の移動が関与している可能性があることも、改めて指摘された。
平田直(なおし)委員長(東京大名誉教授)は記者会見で、
「地下では、まだ私たちの理解が及ばない現象が起きている。引き続き研究を深めていく必要がある」と述べた。
同市を含む能登地方では令和2年12月から地震活動が活発となり、震度1以上の地震は今年4月10日までに300回超に。
政府の地震調査委員会は今年4月に「一連の地震活動は当分続く」との見通しを示したばかりだった。
臨時会では、今回の地震による地殻変動の観測結果も報告された。
国土地理院が地球観測衛星「だいち2号」のデータを分析したところ、
同県珠洲市北部の震源周辺が上向きもしくは西向きに約20センチ動いていたという。
京都大は全地球測位システム(GPS)などの観測で、同市の観測点が西南西方向に約9センチ動いたと報告。
‘@いつどこで起きてもおかしくない災害。
防災を心がけるしかない。
だが、家が潰れたら防災も潰れる。
防災を心掛け、運を天に任すしかないようだ。