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​​防止法施行から10年、いじめ増加傾向続く。

学校におけるいじめ対策を初めて法制化した「いじめ防止対策推進法」が成立して、10年。

だが、学校におけるいじめの認知件数は現在も増加傾向にある。

文部科学省によると、いじめの認知件数は調査開始の2013年度には18万5803件だったが、21年度には約3倍の61万5351件に上り、過去最多を更新した。

また、子どもの生命や心身などに重大な被害が生じたり、長期間欠席となったりしたケースを「重大事態」と位置付け、調査することを求めているが、この件数も年々増加。

13年度に179件だったのが、19年度には723件に。




‘@残念なことに、「いじめ防止対策推進法」が功を成していない。

単に法を作っただけでは改善しないという見本だ。

当初は法ができたお陰で認知件数が増えたとしていたが、その理屈も通用しない。


学校側の体制の問題と家庭の問題両方がある。

もちろん重要なのは家庭だ。

個人を尊重する傾向が強く、ダメと言わない親が増えている。

反面、我慢できない、キレる子供も増えている。

また、両親が忙しすぎて子供にあまり構っていられない傾向もある

いじめを原因とする自殺事件では、遺族と学校側が対立することも多い。

別な対策が急務だ。