ロシアのプーチン政権に対して反乱を起こした露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジンは２４日夜、
流血の事態を回避するためとして、首都モスクワまで約２００キロの距離に到達していたワグネル部隊を野営地に引き返させるとＳＮＳで表明。
これに先立ち、ロ同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領がプリゴジンと会談し、ワグネル部隊の移動を停止させることで合意したと発表。
プリゴジンの要求の1つは、セルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ参謀総長の辞任だった。
ロシア国防省に近い情報筋によると、反乱がワグネルに有利な条件で止めたことを考慮するショイグとゲラシモフを含むロシア国防省の閣僚が解任されるという。
メディアによるとクレムリンはワグネルに譲歩をしたという。プリゴジンとワグネルの傭兵達に安全保証を約束。
しかしロシアのジャーナリスト、ティムール・オレフスキー氏はプリゴジンの反乱に終止符を打つのは時期尚早であるという。
同氏はワグネルに提供された安全保証やその他の約束をクレムリンは履行しない可能性が高いという。
ベラルーシ国営ベルタ通信によると、プリゴジンとの合意を受け、ルカシェンコは２４日夜、プーチンと電話会談を実施。プーチンはルカシェンコの調停努力に謝意を示したとしている。
ロタス通信は２４日、ろ司法当局がプリゴジンへの刑事訴追手続きを停止し、同氏はベラルーシに向かうと報じた。
‘＠顔に泥を塗られたプーチンは、ブリゴジンを許さない。
ブリゴジンを亡き者にしてワグネルをロシア軍に引き込む可能性がある。
ただ、その余力が、いま、残っているか
