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全国の保健所「もう限界!」

新型コロナウイルス感染症に対応する全国の保健所のうち、

感染者の多い16都道府県の35カ所を抽出して、共同通信がアンケートを実施。

実に9割に当たる計32の保健所が「限界ぎりぎりで対応している」

「事実上、限界を超えている」と回答した。

 

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多くが感染者に関する調査や相談数の多さを理由に挙げており、

「電話がつながらない」「PCR検査が受けられない」などの不満から、

誹謗(ひぼう)中傷など、過酷な労働状況が改めて浮き彫りとなった。

保健所にはほかにもさまざまな業務があるが、ほとんどが中止、延期となっている。

PCR検査は、陽性反応者の受け皿が不十分なため、

安倍総理が表明した1日2万件からほど遠い数字が続いている。

厚労省は電話相談業務の一部を民間委託するなどしているが、

地方自治体の保健所は民間委託できずパンク状態となっている。

 

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保健所は電話相談、検体運搬、感染疑いのある人の経過観察、

感染経路・濃厚接触者の調査などに当たるが、

全国の保健所の数は、自公与党の行政改革で、

94年の847から20年には469へと半分近くに削減。

感染症を扱う保健師は人口40万人規模の東京都葛飾区で4人、

大阪府枚方市で5人しかいない。

マンパワーが決定的に不足している。

『新型コロナ蔓延は、行政の不作為の結果だ』

 

#ありがとう医療従事者!