緊急事態宣言が発出されたあとの国会をめぐり、
「こんな時に野党が審議拒否」との指摘がネット上に広がっている。
発端となったのは、自民党の岡下昌平・衆議院議員(比例近畿・二階派)。
4月7日夜「こんな時に野党の審議拒否…
補正予算の中身をよく検討したいとの理由で明日、明後日の、
全ての委員会が審議ストップ…
今こそ国会がしっかり働かなければならない重要な時期に色々理由はあると思うが
審議拒否は今やるもんではないでしょ??
明日の経産委員会で給付金等の質問を準備していたのに金曜に順延…」とツィート。
複数のインフルエンサーが引用し、拡散した。
「と、いう訳で今日、明日の委員会が飛んでしまいました」とツイートを引用。
これも大きく拡散し、「野党のヤツらは国賊です」などのリプライが寄せられている。
作家の門田隆将氏「相変わらず野党の審議拒否とは呆れる」
政治評論家の加藤清隆氏「野党(維新を除く)は本当に要らない」
経済評論家の上念司氏「このままじゃ給料泥棒だな」
しかしこれは、大嘘。
4月8、9両日の国会審議が実施されていなのは、7日の緊急事態宣言を受けたもの。
与野党協議の上で決まったことで、野党の一方的な「審議拒否」ではない。
‘@怖ろしい話だ。
安倍総理は、新型コロナに関する政府批判を税金を使って調べている。
やり玉に挙がったのは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)。
デマ情報で名指し攻撃をおこなった厚労省。
しかしそれは、厚労省の勘違いだった。
そんな暇があるのなら、政府全員全力で新型コロナに立ち向かうべきだ。
小さい男だ。