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安倍総理「黒川検事長と2人で会ったことない」

安倍総理は15日夜、お友達の桜井よしこ氏のインターネット番組に出演。

黒川弘務東京高検検事長の定年延長を閣議決定したのは、

黒川氏が安倍政権に近いからだとの見方に対して、

「私自身、黒川氏と2人で会ったことはないし、個人的な話をしたことも全くない。

大変驚いている」と否定した。

首相動静 18年12月11日 午後4時25分 黒川弘務法務事務次官。(同席者はいないと思われる)

『3時36分、麻生太郎財務相財務省の岡本薫明事務次官、太田充主計局長。

4時7分、太田氏出る。可部哲生理財局長加わる。15分、全員出る。』

‘@国のトップが何度も平気でウソを付く。

何度も指摘しているが呆けているか天然か、いずれにしろもう無理だ。

許しておいてはいけない。

日本の恥だ。

 

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桜井氏:役職を持ってる人の(勤務を)3年延長できる特例を設けているが、

法務省からの要請でそのまま了承したのか。

安倍総理:一般の公務員の定年を上げることについて、それに準じて法務省においても、

検察庁においても合わせたいという考え方であった。それでこの法案としてまとめて出している。

櫻井:法務省のほうから上がってきたということは検察全体の意思ということに、

私なんかは見るし、みんなそういうふうに思うわけですけども、(思わない)

それを官邸が了承したにすぎないということでよろしいですか?

そういう理解でよろしいですか?

安倍総理:それはそうです。

15日、「ひるおび」に出演した田崎寿司郎氏も安倍総理と打ち合わせ通り、

検察庁法改正案について「法務省検察当局が言ってきたこと」と主張した。

そこへ元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏が「違います。明らかに違います」と遮った。

すると田崎氏は「全然違わないよ!」と、ぶ然と語気を強めた。

若狭氏は「法務省の官僚検事がそのようなことをするはずがない。

検察官は定年が来たら泣いても辞めざるを得ない、それを延長するとなると、

OBも含めて批判の嵐となる」と説明。

検察庁OBが法改正に反対する意見書を提出する流れもあることを示し、

「官邸主導でされたこと、法務省から、というのは明らかに違うということ。

まったく嘘八百です」と田崎氏の見解を一刀両断。
 
‘@検察庁法の規定を無視し、国家公務員法を適用させて定年延長させるというのは、

特別法の優先原則をひっくり返す暴挙。そんなことを検察トップが提案するのか。

御用メディアの読売新聞でさえ、

『次期検事総長の人選は、昨年末から官邸と法務省との間で水面下で進められた。

同省から複数の候補者が提案されたが、安倍首相と菅官房長官は黒川氏が望ましい、

との意向を示したという。』と報道している。

法務省は昨年秋の法案検討の際に、役職定年の例外について、

「63歳以降も続けさせる例外規定は必要はない、

それによって公務の運営に著しい支障が生じることはない」という見解を出している。

桜井:三権分立を揺るがすと言われるのはなぜか。

安倍総理:政策の中身、ファクトではなくて、一時的に広がるが、

少し時間がたてば、「それはやっぱり事実と違ったな」というのは、

皆様にご理解をいただいていると思う。事実をわかりやすくなるべく説明していきたい。

(丁寧に説明と言って時間がたてば、国民は忘れ何も言わなくなる。それは認めたのと同じこと。)

桜井:もっと積極的に説明した方がいいのでは。

安倍総理:なんでそこまで問題になるのかというふうに考えていた。

こうした形になった以上はしっかりとはっきりと申し上げることは申し上げておきたい。

(まさか、おとなしい国民や芸能人がここまで騒ぐとは予想外。

どうすれば沈静化するか考えていたが、騒ぎが収まらないなら、改憲同様言い続けるだけだ。)

 

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「日曜報道 THE PRIME」にリモート生出演した桜井よしこ氏と若狭氏。

桜井氏は「これ取材してみますと、もともとのアイデア検察庁法務省から来ている。

この件をよくよく取材して一人一人本当にあたってみると、

官邸は法務省および検察庁から上がっているものをそのまま受け入れているだけと言ってもいい。

内閣が恣意(しい)的に黒川さんを半年延長したことではなくて」と強調した。

この桜井氏の指摘を若狭氏は「まったくもって事実と反する。

つまり実質的な発案者が誰かが問題なんです。

実質的な発案者は官邸、内閣で間違いない。

ただ、形式的な国の組織としては検察庁法務省法務大臣が管轄してますから、

形の上では法務大臣から上申した形は当たり前なんです。

表面的なところを捉えて時系列で法務省から来たという話は、

本当に極めて表面的で実態を捉えていない」と断じた。

さらに「もともと検察庁の人間が自分たちのことを考えれば、

黒川さんの定年を自ら上申するなんてあり得ない。

自分たちのポストが削られていっちゃう。将来、ポストがなくなっていくわけですから、

黒川さんより下の人間が上申するなんて実質的にあり得ない。

実態を知らないでモノを言っている。これは安倍総理も同じです。ごまかしです」

と切って捨てた。