政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

検察庁法改正案、付帯決議は白紙委任。

「延長する基準」も示せない法案なんてあり得ない。

後付けで「延長した理由」を付帯する「付帯決議」は、

いわゆる白紙委任

そんなことが許されるはずがない。

全てがいい加減。なぜ、そんなに急ぐのか。

急ぎたい理由があるからだ。

結果、民意の大きな声で延期になったが、安倍総理は会見で、

「この法案については国民の皆様から様々な批判があった。

そのような批判にしっかり応えていくことが大切。

定年の延長、公務員制度改革の中身についてもっとよく、

丁寧に説明していくことが大切とのことで幹事長と一致した」と述べた。

その上で「今回の法案は公務員の定年延長の法案であり、

公務員制度の改革ということで説明をしてきたが、

国民の理解をいただきながら進めていくことが肝要と考える。

その中において、責任を果たしていきたい」と語った。

何の責任か良く分からないが、とぼけているのか呆けているのか。

多くの国民は理解している。

公務員の定年延長に反対しているのではない、検事長の役職定年延長に反対しているのだ。

説明を求めているのではない、廃案を求めているのだ。

国民の批判に答えるなら、切り離した法案にすればよい。

今でも内閣は検察の人事案を拒否できる。

自分たちに都合の良い後ろ盾が欲しいのだろうが、

必要性を説明できない法案などあり得ないのだ。

 

f:id:yseikei:20200519152328j:plain


維新、松井市長がツィート。

>志位さん、自公は圧倒的な議席を持っているんです。

政局ごっこしても可決成立するので有れば、

付帯決議を付け権力を牽制するのが少数野党の役割です。


共産、志位和夫氏がツィート。

>自公・維新が検察幹部定年延長の場合に「理由を記録」する行政文書を残す、

「付帯決議」で、法案を通す方向(読売)と。

冗談じゃない。黒川氏の定年延長の理由も示せず、

法案の定年延長の基準も示せない内閣の出す法案に、

そんな「付帯決議」をつけても何の意味もない。