東京高検の黒川弘務前検事長の処分について、
稲田伸夫検事総長がJNNの取材に応じた。
黒川前検事長の処分をめぐっては、「懲戒」ではなかったことに、
処分が軽いなどと批判の声があがっている。
稲田検事総長は「法務省側から訓告相当と言われ、『懲戒処分ではないのだな』と思った」
「法務省の見解を踏まえ、訓告と判断した」と話しました。
森法務大臣とは、直接やりとりはしていないという。
また、「懲戒処分」が検討されたかどうかについて、
稲田総長は「法務省と内閣の間でどのようなやりとりがなされたかはわからない」とし、
「法務省側から訓告相当と言われそれを踏まえ判断した」と話した。
基本決定権は内閣にある。
内閣と法務省がとりまとめ、総長に上がってきたものを拒否できない。
蟻の一刺しで「懲戒処分ではないのだなと」の意味は大きい。
私の考えとは違うということ。
検事総長は「懲戒処分」との認識を表明したのだ。
佐川局長の時と同じで、口止め料だ。
人事院の懲戒処分の指針に、黒川氏のように賭博した職員については「減給または戒告」、
常習として賭博をした職員は「停職」と定めており、明らかに懲戒処分の対象なのだ。
そして、第1次安倍内閣で『賭けマージャンは賭博罪に当たる』と閣議決定している。
認証官であり検察のナンバー2が3年間、常習的に賭博行為を行っていた。
そんなものが許される筈が無い。
安倍総理は恥を知れ!恥を知れ!恥を知れ!