安倍総理は4日の会見で、アビガンは「5月中の承認を目指す」と述べたが、
現段階では有効性が確認されず、
加藤厚労大臣は「現状においては独立評価委員会から、
科学的に評価することは時期尚早との考え方が示された」と説明。
‘@なぜ、安倍総理はそんなに前のめりになったのか不思議だ。
安倍総理は私の進言を受けて、「アビガン」が、特例承認出来ないことを急遽認めた。
安倍総理は28日の衆院予算委員会で、新型コロナ治療薬の有力候補とされる、
国産の「アビガン」に「特例承認」を適用できないことについて、
「政府内でも相当議論してきた。(新型インフル薬として)日本で承認されているのだから、
(適用できるのではないか)と私も言ったが、日本の法令上できない」と認めた。
しかし、今度は「アビガン」を国内で「5月中の承認を目指す」と言い出した。
私はそれについても、>27日、期待される「アビガン」の是非。
アビガンが新型コロナウイルスの救世主になる可能性がある反面、
副作用を踏まえたうえで、どんな患者にどのように使用するかなど、
クリアしなければならない課題は大きく、時間はかかりそうだ。
安倍総理が記者会見で名指ししてアピールした薬剤で、
早々と、アビガンを希望する各国に無償提供する方針を明らかにした。
現時点で約30カ国から提供要請があるというが、拙速だった気がする。‘@
と進言した。
新型コロナにとって科学的根拠のないアビガンをなぜそんなんに急いだのか。
藤田医科大学は、「感染者の軽症度の患者にアビガン治療をしたが効果は分からない」と発表。
安倍総理の周りには、欺くことは得意だが、本当に能力のあるブレーンはいないようだ。