朝日新聞社は29日、東京高検の黒川弘務・前検事長の賭けマージャン問題で、
現在は人事部付の経営企画室に勤務していた管理職の社員(50)を、
『停職1カ月』とする処分を発表。
また、福島繁・執行役員経営企画室長の管理責任を問い、『けん責』とした。
社内調査に対して「過去3年間に、同じメンバーで月に複数回、マージャンをしており、
1回あたりの勝ち負けは1人あたり数千円から2万円程度だった」と説明。
社員は東京社会部の司法担当記者だった2000年ごろ、黒川氏と取材を通じて知り合い、
2017年に編集部門を離れた。
黒川氏の定年延長、検察庁法改正案などの取材・報道には関わっていないとしている。
‘@黒川善検事長の処分は、「そんなことしたらダメよ」という『訓告』
黒川氏と賭け麻雀をしていた朝日の社員は『停職1カ月』
その上司は、「そんなことしたらダメよ、反省文を書きなさい」という、
訓告より若干重い『けん責』
同じく賭け麻雀をしていた産経の処分は発表されず。
弁護士や市民など複数のグループが常習賭博などの疑いで、
黒川氏と社員ら計4人を東京地検に告発。