IRの汚職事件をめぐり、
秋元司衆議院議員(48)の支援者らが逮捕された証人買収事件で、
東京地検特捜部は秋元議員本人が贈賄側の買収工作に関わっていたとして、
組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕した。
汚職事件で逮捕された国会議員が偽証を持ちかけたとして再び逮捕される、
極めて異例の事態になっている。
そして、すでに逮捕されている淡路明人容疑者(54)は、
安倍総理主催の「桜を見る会」に出席していたことが国会で問題になった人物だ。
「桜疑惑」に関与した人物が逮捕されたことにより、体調不安の安倍総理を、
再び「桜疑惑」が直撃する可能性が出てきた。
そして離党したとはいえ、元自民党の現役国会議員の再逮捕。
自民党は秋元氏の処分をしないまま離党を認めた。
甘い対応と、安倍総理は秋元氏を内閣府の副大臣に任命した経緯があり、
責任を追及する声は強くなるだろう。