安倍晋三首相が辞意表明会見をした。
時事通信:西垣です。総理、1次政権でやられたときには、
政権投げ出すという批判を受けることになったけれども、
今回、1次政権のときの身の引き方と比べて、それとは違った身の引き方ができたのか。
政権を投げ出すという批判がないような身の引き方ができたというふうにお考えなのか。
安倍:任期途中での辞任でございますから、さまざまなご批判があるのは当然だろうと、
甘んじて受けなければならないと、こう思っております。
前回はまさに内閣の改造を行って、そして国会の召集を行い、
所信表明をしたあとの辞任ということであったわけでありますが、
万が一にも同じようなことをしてはならないという判断をしたということであります。
‘@私には最長連続在任期間まで頑張って辞意を表明したとしか見えない。
フリージャーナリストの江川紹子さんが質問。
安倍政権は2013年に「世界最先端IT国家創造宣言」を掲げ、
2020年までに世界最高水準のIT活用社会を目指すと宣言していました。
しかし、2020年の新型コロナウイルス問題で浮き彫りとなったのは、
10万円給付金におけるオンライン申請の混乱などをはじめとする、
諸外国と比較した行政のデジタル化の遅れでした。
この質問に対して安倍総理は、
「新型コロナウイルスで今の状況、IT分野における問題点や課題や反省点が明らかになりました。
官の側に立てば、役所や自治体ごとにシステムが違うという課題があります。
今回、そうした課題が明らかになりましたので、高市早苗総務大臣を中心に一気に進めるということにしています。
「もう一つの課題は、個人情報に対する保護の対応が自治体ごとに違っている点です。
しかし今回、そうした課題を乗り越えていく必要性を相当共有できたと思います。
私は辞めていくことになりますが、残りの期間や次のリーダーも当然取り組んで行くと思いますが、
私も在任の期間しっかり頑張っていきたいと考えています」
‘@失われたIT戦略の7年間。
今頃何を言っているのか。
結局はお題目だけだった。
パソコンも使用しない、何も分からない人間がIT担当大臣に据えたことがその証。
ビデオニュース・ドットコム:神保といいます。
ちょっと立ち入ったことになりますが、総理、安倍政権はこれまでの政権に比べて、
非常に徹底したメディア対策というものがなされた政権だというふうに思っております。
例えば個別のメディアに出演され、今まで輪番で出ていたものを個別のメディアに、
一本釣りのような形で出演されるとか、あるいは質問を事前に取りまとめて、
それを出した社にしか記者会見に質問を当てないとか、
かなり徹底したメディア対策というのをされた。
それ自体が悪いと言っているわけではないんですが、
それは総理ご自身の指示によるものだったんでしょうか。
それともワーキングレベルで行われたものが総理は知らずにやってたものなのか。
そのような関係がメディアと政治という関係において、
民主主義において総理はどのようにお考えになっているのか。
そこのお考えをお聞かせください。お願いします。
安倍:まず安倍政権が、例えば幹事社から質問を受けるというのが、安倍政権の特徴ではなくて、
ずっと、おそらく前の政権もずっと、それは同じだったと思います。
安倍政権の特徴ではないということは、まずはっきりと。
(会場から声が)
司会:すいません、総理のお答えを最後まで聞いていただいて。
(聞き取りずらいが、多分、幹事社のことを話しているのではないと言ったのではないか)
安倍:総理大臣の発言ですから、これは正確な答弁をしなければいけないわけでありまして、
どういう質問が出るかということは想定で作っているということでありまして、
これは必ずしもあらかじめ、今日だって全部、私、こうやってお答えをさせていただいておりますが、
それぞれ前もっていただいた質問ではないわけでございまして。
それと、メディアにそれぞれどうやって出演するかどうかっていうことについては、
それはその時々の政権が判断するんだろうと思います。
いいか悪いかっていうのはまたそれはそれぞれの判断だろうと思いますし。
‘@今回の会見で安倍総理が一度だけ気色ばむ質問だった。
安倍総理はメディアを選ぶのは当たり前と答えた。
よしだ内科クリニック(東京都練馬区)の吉田章院長は手厳しい。
「しっかり対策を取れる人がやった方がよかった。タイミングが遅すぎる」
クリニックではマスクや消毒液が足りなかった4~5月も診察を継続。
「全世帯向けにアベノマスクを配るのではなく、少しでも支援してほしかった」と嘆く。
医療関係者からは、「現場の思いを反映した施策はなかった」
「もっと早く身を引くべきで遅きに失した」。
人手や物資の不足に苦しみながら対応してきた医療従事者らからは冷ややかな声が相次いだ。
コロナ禍で深刻な打撃に見舞われるくう小企業は、
「苦しむ中小企業への効果的な施策は何もなく、具体的なコロナ対策もないまま。
最後まで国会を開かず、国民の声を聞くことなく辞めてしまった」
‘@私には強権とスキャンダルまみれの政権にしか見えない。
安倍総理の成果で外交を上げる人がいるが、中国、ロシア、韓国、
一番仲良くしなければいけない国とうまくいっていない。
韓国とは最悪だし、中国ともうまくいっていない。
ロシアには北方四島返還の餌をチラつかせられ、経済協力の名のもと金を詐取された。
何もうまくいっていない。
トランプ大統領とは仲良くしているが、それも、武器などを大量に購入しているからだ。
単なる、ポチ状態。
安倍総理は、米国と相反して、世界に金をばら撒いて来た。
だから人気はある。
金持ちの子がクラスメートにおやつを奢る体だ。
その時は人気がある。
しかし陰では何を言われているか分からない。
亡くなった分けではないので、批判も賛美もありだと思う。
病に関しては、早く良くなるように願うが、
亡くなった人でも、著名人ましてや閣僚などの賛否は致し方ない。
全てがその人物像なのだから。
歴史に名が残れば永遠に言われることとなる。