28日のNY株式市場は、史上最高値を更新して取引を終えた。
追加経済対策の成立が好感され、取引開始直後から買い注文が広がった。
買いが一巡したあとは、高値警戒感から売りも出たが、結局、ダウ工業株30種平均は、
連休前の終値よりも204ドル10セント高い、3万0,403ドル97セントと、
史上最高値を更新して取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数もおよそ94.ポイント上げて、1万2,899と最高値を更新。
東京株式市場は、米株高を受けて主力株を中心に買い優勢の展開となり、
右肩上がりの一本調子で上昇。
大引けの日経平均株価は前日比714円高の2万7568円と30年ぶりの大幅続伸。
しかし、市場エネルギーは盛り上がらず、東証1部の売買高概算は10億2087万株、
売買代金概算は2兆2042億円にとどまった。
先物を絡めたインデックス買いが全体指数を押し上げ、
空売り筋の買い戻しも上げ足を助長する格好になった模様。
以前に、売り方はオムツをはいてと報告したが、もう、オムツでは足りず、
ダダ洩れ状態になっている。
しかし、日経平均株価が38,957円の史上最高値を記録した1989年12月29日、
よく年明け以降バブルは崩壊した。
バブルはいつか崩壊する。それはいつなのか。
それは、みんなが投げ売り、さらに買いに向かった時に崩れ始める。