逃げたのは体長約3.5メートルのアミメニシキヘビで性別は不明。
6日、午後9時25分ごろに「仕事から帰宅したら、いなくなっていた」と神奈川県警戸塚署に通報。
男性は自宅でペットとしてヘビを飼っていた。
男性は「窓が少し開いていたので、そこから逃げたかもしれない」と説明している。
アミメニシキヘビは市の特定動物に指定されていて、飼育には許可が必要だ。
同署では署員2人がパトカーで付近を巡回し、警戒している。
同署は「見かけたら署に連絡をしてほしい」と呼びかけている。
アミメニシキヘビは毒はないが、締めつける力が非常に強く、
人に巻きついて窒息させる危険性もある。
近年、強く獲物の体を締め上げることで、獲物の心臓を止めて殺すことが分かっている。
上手く締め付けると、わずか数秒で獲物は死亡するため、窒息よりも速く殺すことが可能。
獲物を殺した後、丸呑みにする。
2012年4月14日、茨城県でペットショップの飼育場で倒れている男性が発見された。
飼育されていた体長約6.5mのアミメニシキヘビが何らかの理由で檻から出て男性を襲ったと見られ、
男性には右腕や頭にかまれた跡、首や頭には絞められた跡があり、収容先の病院で死亡が確認された。