千葉県の熊谷知事が聖火リレーをすべて中止にしたのと対象に、
黒岩知事は「できる限り公道で」実施すると表明。
神奈川県内で6月28~30日に予定されている聖火リレーについて、
黒岩知事は26日の定例記者会見で「県民やランナーの思いをつなぐために実施するもので、
できる限り公道で行いたい」と明言。
実施にあたっては、県民の安全・安心を最優先として万全の対策をし、県
内の感染状況も注視していくとした。
川崎市は、6月30日に市内を走る東京オリンピックの聖火リレーに関し、
スタート地点の等々力陸上競技場(中原区)で、
最大約1万3000人が観覧する出発式を行うことを26日の市議会文教委員会で報告した。
市内では、神奈川県内3日目の6月30日、等々力陸上競技場~武蔵中原駅手前の約3.2キロを、
横浜DeNAベイスターズ前監督のアレックス・ラミレスさんら16人前後が200メートルずつ走る予定。
第1走者が走る際は、市内の小学校や特別支援学校の児童20人が後に続く。
市内の聖火ランナーから辞退者は出ていないという。
また、沿道の3か所では、市内のスポーツチームのチアリーダーや、
大西学園中・高校吹奏楽部(中原区)による応援も行う。
午前9時半~同10時45分に行う出発式は、収容人員の半数となる、
最大約1万3000人が観覧できる。
神奈川県では27日、感染者は計6万625人となり、878人の死亡を確認。
千葉県では26日、感染者は計3万6734人となり、676人の死亡を確認。