全国初のランナー不参加。
福岡県の服部誠太郎知事は7日、県内で予定していた東京五輪の聖火リレーを中止すると発表。
県は11、12日に福岡、北九州両市など20市町村でリレーを予定していた。
感染拡大で、福岡市の平和台陸上競技場などを活用した代替コースも検討していたが、
12日から県内に緊急事態宣言が出されることが決まったことで、断念した。
11日に平和台陸上競技場、12日に関門海峡ミュージアムイベント広場(北九州市)で、
無観客で行われる式典で、点火セレモニーのみ実施する。
都道府県内全域でランナーが走らないのは福岡県が初めて。
‘@英断だ。
県民を守るためには感染を抑えることが第一。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1日、
政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請した服部知事。
しかし、政府はそれよりも強い「緊急事態宣言」を発出。
服部知事は1日、県内で11、12日に予定されている東京五輪の聖火リレーについて、
福岡市と久留米市での公道での実施は困難との考えを示していた。
私は、感染対策は早期対応という基本を理解していない。
最後の砦ではなく、早期に打ち出すことが最善の対策となる、と指摘した。
菅総理は「緊急事態宣言」の効果について、
「人流については間違いなく減少している。効果は出始めてきているのではないか」と、気色張りながら訴えた。
人流を抑えたいのに、人流や密を作る聖火リレーを強行する。
矛盾した行動に、良識ある人は異を唱え、聖火ランナーを辞退する。
聖火リレーは、新型コロナ禍、千害あって一利なし。
新型コロナウイルスの国内の死者数は、7日午後11時半現在で146人に上り
なぜ理解できないのか。