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北上市、セルビア陸上五輪合宿、受け入れ中止。

東京オリ・パラに向けた事前合宿の中止が全国で相次ぐ中、

岩手県北上市は1日、セルビア共和国の陸上選手の受け入れを取りやめると発表。

同市は2019年度に東日本大震災の復興支援への感謝を伝える、

「復興ありがとうホストタウン」に選ばれ、今年7月に男子砲丸投げと女子走り幅跳びの選手2人の、

事前合宿を受け入れる予定だった。



理由について市は、事前合宿の際に選手を隔離する必要があり、

市民との合同練習など予定していた交流イベントが難しくなったことや、

PCR検査を毎日行う。隔離のための東京・北上間の新幹線1両の借上げ、

宿泊施設1フロアの貸切を求められ、感染対策をとりながらの合宿は、

選手や宿泊施設の負担が大きいことなどを挙げた。

5月中旬に市で中止の意向を決めたうえで、27日にセルビア側に伝えて了承をもらったという。

高橋市長は、「中止は残念だが感染が収束しないなかでは、

選手の負担になる可能性もありやむをえない判断だ。

今後もセルビアとの交流は続けたいと考えているので、ぜひ選手の応援をしてほしい」と話した。

市では、応援メッセージの動画を代表チームに送ることなどを検討している。