河野大臣「接種率上位5県に優先配分」
河野大臣は1日の記者会見で、6月下旬から自治体に配送する、
米ファイザー社製ワクチンについて、高齢者接種率が高い上位5県に優先配分する方針を示した。
河野大臣は「スピードが速い自治体には、(早く)ファイザーが行き渡るようにしたい」と強調。
政府はファイザー社製を21日からの2週間に1872万回分を配送予定しているが、
自治体の希望量が配送量を上回ったため、
接種率が高い5県(和歌山、山口、鳥取、佐賀、高知)の要求をまず満たすことにした。
河野大臣は会見で、配送量が希望量を下回る自治体について、
「これまで配送したワクチンでそれなりの在庫があるはずだ。
在庫を積み上げても仕方がないので、都道府県内で在庫の融通をやってほしい」と、
まず在庫を使用してからの話だと、せかした。