東京五輪に出場するため来日したウガンダ選手団9人のうち2人が新型コロナの陽性と判明。
事前合宿地の大阪府泉佐野市は24日、選手団と接触のあった市職員ら7人が、
新たに濃厚接触者に特定されたと発表した。府の泉佐野保健所が特定した。
9人の選手団のうち、50代コーチが成田空港の検査で陽性と判明。
残り8人は泉佐野市に移動後、濃厚接触者と特定され、このうち20代選手が23日に陽性と判明した。
市によると、20代選手との濃厚接触者と新たに特定されたのは、
成田空港まで迎えに行った市職員3人と、泉佐野市までの貸し切りバスの運転手や添乗員の4人。
24日、濃厚接触者に認定された職員3人を自宅待機としたが、
いずれも、ホストタウンとしての受け入れ業務を担当しているため、
在宅で保健所や府などとの連絡調整に当たっている。
25日は、担当者の中でただ1人濃厚接触者に認定されなかった職員が、
関係者との連絡などに追われていた。
「PCR検査(キット)の回収とかは、私はできませんので、
他の職員に協力いただいて対応をおこなった。それが今後またしばらく続いてしまう」
「一番不安なところは、今後新たな感染者を出さないようにというのが、一番怖い」都職員は語る。
‘@泉佐野市の職員やバスの運転手は、たまったものではない。
こんな対応をしていたら、職員や運転手が何人いても足りなくなる。
五輪対応に、感染症の専門家がいないのではないか。
泉佐野市の千代松大耕市長は、
「選手村への移動などは職員などの同行が必須とされている。
練習会場への送迎などについても職員のアテンドは不可欠で、
職員をバブルの外に置くとする田村大臣の発言をそのまま受け取ると、
全国で予定されているホストタウンの合宿受け入れは事実上不可能になる。
いまさらこのような発言を出されるのには違和感を覚え非常に遺憾です」と憤慨した。