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​田村大臣錯乱。

田村大臣は、有事の際の厚労大臣には向いていなかった。


オリンピックに参加するために来日したウガンダの選手団の1人が、

空港の検疫で、新型コロナ陽性と確認されたにもかかわらず、

他の選手や関係者が濃厚接触者の判定が行われなかった問題で、

田村厚労大臣は「濃厚接触の判定は現地の保健所が行う」との考えを強調。

「あくまでも検疫では十分に情報をお聞きをいたしておりまして、

その情報を保健所設置自治体の方にお伝えをさせていただきます。

こういう状況で濃厚接触の恐れのある方々が、こういう形でありますよねということは、

それぞれの保健所に対応いただくという話になる」と、強く訴えた。



濃厚接触者の判定は、あくまでも選手を受け入れている自治体が行うものだと強調し、

「バスの運転手や関係者に濃厚接触者が出たら困るんですよ」と、

自治体にしっかりしてもらわなければ困ると、意味不明の展開となった。

‘@検疫で十分情報を聞いていれば、濃厚接触者も判明する。

その情報を自治体に伝えるようだが、その間にバスで移動すれば、

濃厚接触者が増えるのは当たり前の話。

もしかしたら、感染者が増えるかもしれない。

そのシステムを、厚労省が推進しているのに、「バスの運転手や関係者に濃厚接触者が出たら困る」

と、自治体のせいにし、自治体を悪者にするのは、言語道断。

支離滅裂としか言いようがない。




泉佐野市の市長も怒り心頭だ。

泉佐野市は、「濃厚接触者の認定は入国時に内閣官房で行うと思っていた」として、

急きょ、ウガンダ代表の選手らに聞き取り調査を行ったことを明らかにした。

泉佐野市の千代松大耕市長は、

「選手村への移動などは職員などの同行が必須とされている。

練習会場への送迎などについても職員のアテンドは不可欠で、

職員をバブルの外に置くとする田村大臣の発言をそのまま受け取ると、

全国で予定されているホストタウンの合宿受け入れは事実上不可能になる。

いまさらこのような発言を出されるのには違和感を覚え非常に遺憾です」と憤慨した。

厚労大臣の対応は、あまりにもお粗末で話にならない。