派閥の存続困難に。
自民党の石破派(水月会、所属12人)石破茂顧問は、
同派の組織のあり方をほかの派閥と掛け持ち可能な「グループ」に変更する意向を固めた。
退会者が相次ぎ、派閥としての存続は事実上、困難と判断。
2日に派閥の臨時総会を開いて、石破議員が説明する予定。
石破派は衆院選後の11月11日に開いた総会で、派閥の存廃について石破議員に対応を一任。
石破議員が派閥メンバーと個別に面談し意見を聞いていたが、掛け持ち不可の派閥として存続した場合、
退会者が出る可能性があった。
このため他派閥との掛け持ちを容認し、グループとして存続させることを選んだ。
グループの名称は派閥時代と同じ「水月会」とする。
党内には同様のグループとして谷垣グループ(有隣会)がある。
石破議員は昨年9月の総裁選で敗北し、派閥会長を辞任。
今年に入ってからも会長代行として石破議員を支えていた山本有二元農水相や伊藤達也元金融相、
古川禎久法相など退会者が相次いでいた。衆院選でもメンバー2人が落選。
自民党内の派閥は七つから六つに減る。
石破議員はこれまで4回、総裁選に立候補しているが、今回のグループ化で今後の挑戦は困難となる。
‘@残念だ。
どこかで力を発揮できる場所を模索した方がいいのかもしれない。
勿体ない。