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​小泉大臣ら「河野太郎の総裁選必勝を期す会」立ち上げへ。

自民党の総裁選挙は17日、告示される。

こうした中、小泉大臣や石破議員ら、河野大臣を応援する有志議員が、

河野太郎の総裁選必勝を期す会」を立ち上げた。



東京都内のホテルで開かれた会の発足式には、代理も含めて57人が出席。

世論の人気が高い小泉大臣や党員に人気の石破議員を前面に打ち出し、党員票の拡大を図る。

石破議員は「古い自民党、派閥が横行する自民党を変えようと若い人が立ち上がった。

国民が納得し、信頼する党でありたいという問題意識を持っているのは河野氏だ」とあいさつした。

小泉大臣は「派閥の行動は『自主投票だ』といわれるが、水面下をみればそんなことはない。

1人1人に強烈な働きかけがあり、悩んでいる声も届く。

風通しのよい、河野氏のような強烈な個性の持ち主も躍動できる組織に変えないといけない」と訴えた

河野候補は公務のため欠席したが、ビデオメッセージで、

「石破氏や小泉氏、皆さんと一緒に、次の時代の自民党に改革し、前に進む日本を作っていきたい」とした。

河野候補は、安倍、麻生両氏と距離がある石破議員に支援を求めた理由について、

「選挙をやるときに、『この人の支援をお願いするけど、この人にはお願いしたくない』

なんていうことでは通らない。広く国民の支援をいただいて、リーダーに選ばれるのが大事だ」と答えた。



石破議員は「古い自民党と国民との戦いだ」と訴え、本気モード全開の雰囲気を醸し出した。

小泉大臣は地元の神奈川・横須賀市で記者会見した時に、

「コロナ禍で日本も世界も変わる時に、自民党も変わらなければいけない。

誰が党風を一新できるか、答えは明らかだ」と強調。

さらに党内最大派閥の細田派が14日、高市候補と岸田候補を支持する方針を決めたことについて、

「言い換えれば河野氏は絶対に駄目だということで、そのこと一点を持ってしても、

誰が自民党、日本を変えられる新しいタイプのリーダーか明らかだ」と訴えた。

そのうえで、石破議員が出馬を見送り、河野候補を支持することについて、

「なぜ石破氏に応援を要請することが否定的に見られるのか、全く理解ができない」と述べた。

さらに、「石破氏から応援されるなら河野氏を応援したくないという理屈がなぜまかり通るのか。

さっぱり理解できない」と、自民党の古い体質の長老たちを全面否定した。