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アベノマスクで「ブロッコリーの芽の栽培」

TVがゴミ同然の「アベノマスク活用法」を特集!

ブロッコリーの芽の栽培、濡らしたアベノマスクに種を蒔く→2日後に発芽。

全国民でブロッコリーを育てるのか。お笑いだ。

強烈な皮肉を放ったものだ。



2021年度補正予算が成立した臨時国会の閉会を受けて21日、岸田総理が会見。

「未知のリスクである新型コロナへの対応は毎日が試行錯誤の連続です。

国民のためにより良いと思えば経緯にとらわれず、迅速に対応を改めていくことも政治の役割です」

冒頭5分すぎ、こう前置きした上で切り出したのが、アベノマスクの廃棄だった。

「財政資金効率化の観点から布製マスクの政府在庫について、ご希望の方に配布し、

有効活用を図ったうえで、年度内をメドに廃棄を行うよう指示を致しました」



マスク自体が少し小さいことと飛沫の遮断性能に疑問があり国民的不評でニーズが高まらず、

会計検査院が先月発表した検査報告で8272万枚(約115億円相当=3月末時点)もの在庫が発覚。

保管・配送費用にすでに約6億円が投じられ、年間で9億円に上るとみられている。

岸田総理は、アベノマスクについて「厚労省が検品を実施したところ、約15%が不良品だった」と公表。

なぜそんなに不良品が納入されていたのか、議場は騒然となった。



ゴム成型メーカー関係者は「不安定な要素が多いゴムを加工して製品を作っているため、

他業界よりも多めの不良率5%で製造ラインを流していますが、実際には2%程度に抑えています。

布マスク製造の不良品率で15%は驚きます」と語った。

岸田総理の説明によると、検品費用などとして、新たに計20億9200万円を要したという。

会計検査院の報告によると、調達契約は計3億1811万枚分で、計442億6338万円。

事業スタートから半月足らずで汚れの付着や髪の毛の混入等の不良品が見つかったことによる、

保管・配送費等が6億96万円。

さらに納入業者による検品とは別に、検品業務の委託で7億75万円。

ザッと485億5709万円だ。当初見積もりの466億円を上回る。



10億円の年間予算しか出していない学術会議に対しては「国民に理解される存在であるべき」

などと難癖を付けた安倍政権だが、今まで布マスクにかけてきた、

学術会議数十年分の費用は「理解される」とでも言うのか。

そして配布を決めた張本人をはじめ一人も責任を取らない。

SNSなどでは、「安倍一族に懺悔の身銭を切らせよ」

「アベノマスクより安倍晋三を廃棄してほしい」との声が止まない。