石油元売り最大手ENEOSホールディングスは25日、石油製品の需要減から、
和歌山県有田市初島町浜にある和歌山製油所(東亜燃料工業和歌山工場・東燃)を、
2023年10月をめどに閉鎖することを発表。
同社によると、原油の処理能力は1日12万7500バレルという。
製油所の従業員約450人については、配置転換などで雇用を継続するとした。
ただ、計約900人を雇用する協力会社34社への対応については、「分からない」と話した。
関連企業の関係者は「突然の知らせで、今後の見通しが立たない。
まだ(気持ちの)整理がつかない」と戸惑いを隠さなかった。
有田市によると、東燃は86年度に25億円の法人市民税を納めていたが、
2020、21年度は300万円だったという。
仁坂吉伸知事は26日に製油所の存続を求めて東京の本社を訪ねるという。
‘@訪ねても、どうしようもないものはどうしようもない。
新型コロナ禍、あまり動かない方が良い。