ロシア「数百人避難」の劇場、空爆。
ウクライナ南東部の都市マリウポリの中心部で3月16日、
ロシア軍の砲撃で家を失った数百人が避難している演劇劇場を、ロシア軍が爆撃、完全に破壊された。
建物の前後にある広場にはロシア語で「子供たち」(детей)と大きく描かれていた。
民間人の子ども達が中にいることをロシア軍に訴えていたものとみられる。
ウクライナ外相「ロシアがここが市民の避難所だと知らなかったはずはありません」
ウクライナのクレバ外相は16日、「マリウポリで、また恐ろしい戦争犯罪がありました。
数百人もの無実の民間人が避難していた演劇劇場に大規模なロシアの攻撃です。
建物は完全に破壊。ロシアがここが市民の避難所だと知らなかったはずはありません。
マリウポリを救え!ロシアの戦争犯罪者を止めろ!」と、ロシアを非難するツイート。
この劇場の正式名称は「ドネツク学術地域演劇劇場」。1959年に建設されたもので、
トルストイ、プーシキン、チェーホフ、シェイクスピアなど国内外の作品を初め、
現代の作家や作曲家によるさまざまな作品が上演されていたという。
この攻撃についてロシア国防省は、「軍用機は市内の標的を攻撃する任務は行っていない」と否定。
ロシア駐米大使館は「ウクライナの過激派の犯行」と主張。
ロシア国営タス通信は、うアメリカのメディアの報道は「フェイクニュース」であり、
「民間人を人質に取ったウクライナの過激派が劇場を爆破した」と説明。
ウクライナではロシア軍による民間人への攻撃についての報告が相次いでいる。
首都キエフの北東部では、パンを買うために並んでいた人が攻撃され10人が死亡したという。
方や、ロシアは、ロシア軍がウクライナの民間人にパンなどの食料を渡す映像を公開している。
‘@現場には、戦争のスペシャリストがいなかったのか。
子供がいると大きく書かない方が良かった。
ロシア軍の格好の的となる。
残忍な話だが、妊婦や子供は未来を断ち切るのに絶好の標的になる。
(合掌)