山形大は18日、工学部有機エレクトロニクス研究センター(米沢市城南)の教授2人が、
2019〜20年度、外部機関から受け取った研究費計3006万3390円を、
本来とは別の目的で不正に使用したと発表した。
私的流用はなかったとしている。
発覚は、同センターで働いていた非常勤研究員が20年9月、
同大や研究費を出した機関に通報したことなどを受け、
21年1月に学内外の委員でつくる調査委員会を設置して調査してきた。
玉手英利学長は18日の記者会見で謝罪し、「研究費不正防止の最高責任者として、
今回の事態を厳粛に受け止める。この件を教訓に、研究開発に励む態勢を再構築したい」と述べた。
‘@自浄能力があることは良いことだ。