ロシア財務省は6日、償還日を4日に迎えたドル建て国債について、
自国通貨ルーブルで支払い手続きを行ったと発表。
米財務省がロシア中央銀行の外貨準備から米金融機関を通じて支払うことを認めなかったためだと主張。
しロシア国債は、4日が元本償還など21億ドル(約2580億円)超の支払期限だった。
米国の制裁によりドル確保が難しくなっているロシア政府は、
このうち希望者にはルーブルで先に支払った。
残り計約6億5千万ドルほどの支払いが注目されていた。
ルーブルの支払いは契約違反で、30日以内にドルで支払いがされなければ、
デフォルトとなる可能性が高まっている。