プーチンは21日、アメリカ本土まで届くとされる新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)を、
年末までに実戦配備すると明らかにし、軍備をさらに強化する考えを示した。
軍の高等教育機関の卒業生らを前に演説したプーチンは、
「Sー500地対空ミサイルシステムの配備を始めた。
大陸間弾道ミサイル『サルマト』の発射実験にも成功した」と述べ、
アメリカ本土に届くとされる新型のICBM「サルマト」を年末までに実戦配備すると明言。
「サルマト」は核弾頭の搭載が可能で、射程が1万8000キロ以上と世界で最も長く、
複雑な飛行の仕方をするため迎撃が難しいとされている。