トルコのエルドアン大統領は６月３０日、ＮＡＴＯ首脳会議が開かれたマドリードで、
トルコ南部アックユでの原発建設を含め、ロシアとの協力を今後も進めていく姿勢を示した。
エルドアン大統領は、ウクライナとの関係も重視しつつ「バランスの取れた政策を続ける」と強調。
トルコは天然ガスの約４０％をロシアに依存していると強調。
原発についても「２０２３年か２４年の稼働」に向けて関係を維持すると表明。
さらに、ロシアとは「防衛産業上のつながりもある」と述べた。
ロシアを「脅威」と位置付けるＮＡＴＯの方針にかかわらず、トルコは独自路線を貫く姿勢だ。
中国よりも分かりやすい。
バイデン大統領も黙認しているようだが、エルドアンとプーチンのパイプは、
バイデン大統領にとっても、必要なようだ。
エルドアン大統領のしたたかさが功を成すか。
