シリアへの軍事作戦警告。
トルコのエルドアン大統領は1日、シリアのクルド人「テロリスト」を標的にした軍事作戦を行うと警告。
これを受けロシア政府は2日、トルコに自制を求めた。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は,
「シリアのすでに困難な状況を悪化させかねない行動を自制するよう期待する」と述べた。
また、「シリアの合法的政府との合意なくこのような行動を取ることは、
シリアの主権と領土の一体性を直接侵害するもの」であり、「シリアの緊張をさらに高める」と非難。
エルドアン大統領は1日の演説で、南部国境からシリア側に「30キロの安全地帯」を設けるとし、
シリア北部タルリファットとマンビジを掃討すると述べた。
また、「他地域へ少しずつ」作戦対象を広げるともしている。
米国のブリンケン国務長官は同日、NATO加盟国であるトルコに対し、軍事作戦はシリアを危険にさらすと警告。
‘@トルコも読めない国だ。
これでは、ウクライナとロシアの仲介など出来ない。
存在感のアピールで、最初から本気でないのかもしれない。
そもそも、ロシアへの制裁に加わっていない。
エルドアンは信じられないが、数少ないロシアとのパイプでもある。