トルコのエルドアン大統領は30日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談。
トルコ大統領府によると、エルドアン大統領は会談で、
ウクライナが穀物の安全な海上輸送ルートを確保する重要性を示し、
ウクライナとロシアのほか、トルコと国連が参加する監視センターを、
トルコ・イスタンブールに設置する案を提言。
エルドアン大統領は、ロシアとウクライナの停戦協議の継続に「仲介を含む支援の用意」も示した。
ゼレンスキー大統領はツイッターで、「トルコの支援に感謝する」と謝意を表明。
これに先立ち、エルドアン大統領はプーチンとも電話で会談。
プーチンは「トルコと連携し、安全な船舶航行に協力する用意」を示す一方で、
米欧による対ロ制裁の解除の必要性を強調。
ロシアが実際に態度を軟化させるかどうかは不透明だ。