アメリカ海軍は2022年8月5日、第22海兵遠征部隊(22MEU)を載せた、
「キアサージ」両用戦グループが同盟国およびパートナー国を訪問するため、
バルト海諸国の複数の港に入港したと発表。
「キアサージ」両用戦グループは、イタリアのナポリに司令部を置く、
アメリカ海軍第6艦隊指揮下の両用戦部隊で、今回バルト海諸国に派遣されたのは、
強襲揚陸艦「キアサージ」、ドック型輸送揚陸艦「アーリントン」、ドック型揚陸艦「ガンストン・ホール」の3隻。
「キアサージ」は、フィンランドの首都ヘルシンキに、
ドック型輸送揚陸艦「アーリントン」がスウェーデンの首都ストックホルムに、
そしてドック型揚陸艦「ガンストン・ホール」がエストニアの首都タリンにそれぞれ寄港。
今回の寄港は事前に予定されていたとのことだが、フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟することを決め、
ベルギーのブリュッセルで「加盟議定書」に署名してから初めてのケースになる。
‘@米国も一歩も引かない構えを見せる。