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​「50年の門を開けば」スウェーデンのNATO加盟支持する。

11日からリトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席するトルコのエルドアン大統領は、出発前のインタビューで、

「まずトルコのEU加盟への道を開いてほしい。そうすればわれわれは、フィンランドに対してそうしたように、スウェーデンの(NATO加盟)道を開くだろう」と述べた。

またエルドアン大統領は、9日にバイデン米大統領と電話会談を行った際にも、この要求を伝えたと明らかにした。

トルコは1987年、EUの前進である欧州共同体(EC)に加盟を申請し、99年に加盟候補国になった。



2005年に正式な加盟交渉が始まったものの、トルコの人権侵害問題をめぐり16年に交渉が中断。

エルドアン大統領は、「一つの事実を強調したい。トルコはEUの門前で50年間待ち続けている。

NATOのほぼ全加盟国がEU加盟国だ。

私は今、トルコを50年以上待たせているこれらの国々に呼び掛けている。

そして(リトアニアの首都)ビリニュスでまた呼び掛けるつもりだ」と訴えた。