サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝から一夜明けた19日、アルゼンチンに敗れたフランスで、
現地で試合を観戦したマクロン仏大統領の振るまいが物議を醸しているという。
敗北に落胆するエースFWエムバペ選手を慰める姿や試合後の選手の控室で話す姿が拡散し、監督でもないのにやり過ぎだ」と。
マクロン大統領は試合終了から約3時間後、自らのツイッターに代表選手の控室を訪れた時の様子を投稿。
「もしかしたら試合を終えて後悔している人がいるかもしれない。決して後悔しないでほしい。
みなさんはフランス国民に夢を与えてくれた」。選手たちが沈黙するなか、何度も手をたたいて励ましている。
この動画や、試合直後にピッチで肩を落とすエムバペ選手を抱きしめて声をかける姿が、
「監督だと勘違いしている」「家父長主義的だ」と批判を招いた。
SNSでは、ピッチに座り込んだエムバペ選手がマクロン大統領の呼びかけに応じず虚空を見つめる姿が拡散。
野党からも「不適切だ」「ばかげている」など声が上がった。
‘@国の代表として戦っている選手たちに、国の大統領が一緒に喜んだり、
慰めたり、鼓舞したりしてくれることはうれしいことだと思うが。
反マクロンの単なる嫌味ではないか、それとも選手たちもそう感じているのか。