日本の去年、1年間の貿易赤字が19兆9713億円と過去最大になった。
貿易赤字は2年連続。
財務省が先ほど発表した、2022年の貿易統計によると、
輸出から輸入を差し引いた1年間の貿易収支が19兆9713億円の赤字。
赤字額は2021年よりも18兆円あまり増えて、比較可能な1979年以降で、過去最大。
エネルギー価格の高騰や円安などで輸入額が118兆円あまりと大きく膨らんだことが原因だとしている。
また、同時に発表された去年12月、1か月間の貿易赤字も1兆4485億円と過去最大。
輸出は18.2%増の98兆1860億円で過去最高を更新。米国向けの自動車やメキシコ向けの鉄鋼などが増えた。
ウクライナに侵略したロシア向けの輸出は6057億円で、29.8%減。
ロシアからの輸入は1兆9579億円と26.2%増えた。LNGと石炭が押し上げた。
‘@仕方のないことかも知れないが、日本もロシアに加担している。
これが弱みになれば外交は日本の思うようにはいかない。
円安は国民の生活にも負担が及んでいる。
輸出が過去最高を記録しているのは良いことだ。
新型コロナとプーチンが落ち着けば。日本の先行きも暗く無いのかも知れない。
ただ、ウクライナ情勢の先行きが不透明な中、貿易赤字は当面続くだろう。
日本の危機管理の無さが露呈している気がする。
かしこい国は、あらゆる選択肢を残している。
とりあえず石炭を増産するという国もある。
電化もそうだが、電気だけでは何かあった時に大変だと以前から指摘されているが、
オール電化が増えている。
個人でできる危機管理、国がやらなければならない危機管理。
危機管理と何なのか、根本的に考えなくてはならない。