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​上期経常黒字6割減、6月の経常収支は赤字。

財務省が8日発表した2022年上半期(1~6月)の国際収支速報によると、

海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は、

前年同期比63.1%減の3兆5057億円の黒字だった。

上半期の経常黒字額としては14年以来、8年ぶりの低水準。

ロシアのウクライナ侵略に伴う原油価格の高騰や円安の進行を受け、

貿易収支が赤字に転落したことが響いた。



貿易収支は5兆6688億円の赤字となった。原油や石炭の輸入額が膨らんだ。

鉄鋼や電子部品などの輸出額は増えたものの、輸入額の伸びには追い付かなかった。

海外から受け取る配当金の収入などを示す第1次所得収支は22.4%増の12兆8728億円の黒字。

比較可能な1985年以降、半期として過去最大となった。

6月の経常収支は1324億円の赤字だった。赤字は5カ月ぶり。