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​韓国サムスン電子の営業利益が96%減少。

赤字転落の一歩手前で踏みとどまった。


韓国サムスン電子が7日発表した2023年1?3月期の連結決算速報値で、

営業利益が6000億ウォン(約600億円)と前年同期比96%減と大きく落ち込んだ。



景気低迷を背景に幅広いデジタル製品の需要減によって主力の半導体モリーの販売が振るわなかった。

売上高は19%減の63兆ウォンだった。

売上高営業利益率は1%と前年同期から17ポイント低下し、赤字転落の一歩手前で踏みとどまった。

収益急減の主因は半導体の不振。SK証券の部門業績推計(3月30日時点)によると、

半導体部門の営業損益は4兆7000億ウォンの赤字(前年同期は8兆4500億ウォンの黒字)と14年ぶりの赤字。

売上高も49%減の13兆8000億ウォンに落ち込んだ。

純利益や事業部門別の収益は4月末に発表予定の決算確報値で公表する。



半導体の生産が、対前月比で「-17.1%」、対前年同月比では「-41.8%」と激減。

1カ月で17.1%も減ったのは、2008年12月以来。

韓国の半導体産業が苦境に陥っている。